ゴールデン・エイジ〈1〉幻覚のラビリンス (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
はるかなる未来、不死を実現した人類は、史上空前の繁栄の時代、ゴールデン・エイジを謳歌している。いま、地球では新たな千年紀を祝う仮面舞踏会がひらかれていた。月の軌道変更など、大規模プロジェクトに参加してきたエンジニアのファエトンは、祝典会場で驚くべきことを知らされる。3000年の生涯のうち250年分の記憶が封印されているというのだ。失われた記憶を追い求めるファエトンの冒険を描く、三部作の開幕篇。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ライト,ジョン・C.
1961年生まれ。軍人の家庭で育ったため、若いころは、アメリカ各地を転々とした。セントジョンズ・カレッジなどで哲学と数学を修め、ロースクールで法律を学ぶ。弁護士や新聞記者やテクニカル・ライターの仕事を経て、作家となった。1994年の短篇SF“Not Born a Man”でデビュー以来、SF誌やアンソロジーに短篇を発表しつづけ、2002年に「ゴールデン・エイジ」三部作の第一部である長篇第一作『ゴールデン・エイジ1 幻覚のラビリンス』を発表。続篇二作とともに、好評を博した。以後、ファンタジイのシリーズなど精力的に作品を発表している
日暮 雅通
1954年生、青山学院大学理工学部卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ぼっけえ、きょうてえ (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞受賞作、待望の文庫化!
岡山の遊郭で醜い女郎が客に自分の身の上を語り始める。間引き専業の産婆を母にもち、生まれた時から赤ん坊を殺す手伝いをしていた彼女の人生は、血と汚辱にまみれた地獄道だった…。
内容(「BOOK」データベースより)
―教えたら旦那さんほんまに寝られんようになる。…この先ずっとな。時は明治。岡山の遊郭で醜い女郎が寝つかれぬ客にぽつり、ぽつりと語り始めた身の上話。残酷で孤独な彼女の人生には、ある秘密が隠されていた…。岡山地方の方言で「とても、怖い」という意の表題作ほか三篇。文学界に新境地を切り拓き、日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞を受賞した怪奇文学の新古典。
四つの騎士団―エレニア記〈3〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
女王エラナを救えるのは、伝説の宝石ベーリオンただひとつであると判明した。だが太古の争いより失われて久しいベーリオンを探すことは、宝石の凄まじい力を悪しき神アザシュの手に奪われる危険もはらんでいる。一刻も早くそれを見つけねばならぬスパーホークら十人の仲間は、宝石が五百年前、最後に目撃された古戦場を目指す。次々と迫るアザシュの追跡の手を、一行は騎士たちの武術と教母の魔術で切り抜けていくが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
嶋田 洋一
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ダーク (上) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「私の中の何かが死んだ」出所を心待ちにしていた男が四年前に獄中自殺していた。何も知らされなかった村野ミロは探偵を辞め、事実を秘匿していた義父を殺しにいく。隣人のホモセクシャルの親友。義父の盲目の内妻。幼い頃から知っている老ヤクザ。周囲に災厄をまき散らすミロを誰もが命懸けで追い始めた。
出版社からのコメント
「40歳になったら死のうと思っている」 成瀬の獄中自殺を知ったミロは狂乱し、今まで生きてきた世界と訣別、周囲の人間を破滅させていく。圧倒的な疾走感で人間のスイッチが切り替わる瞬間を描いた傑作
グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
仮想リゾート“数値海岸”の一区画“夏の区界”。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。謎の存在“蜘蛛”の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける―仮想と現実の闘争を描く『廃園の天使』シリーズ第1作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
飛 浩隆
1960年島根県生まれ。島根大学卒。大学在学中に第1回三省堂SFストーリーコンテストに入選、SFマガジン1983年9月号発表の「異本:猿の手」で本格デビューを果たす。以後、「象られた力」ほかの中短篇を同誌に発表するが、1992年の「デュオ」を最後に沈黙。2002年、10年ぶりの著作にして初の長篇である『グラン・ヴァカンス―廃園の天使(1)』で、「ベストSF2002」国内篇第2位となり、見事な復活を飾った。続く2004年刊行の初期作品集『象られた力』で第26回日本SF大賞を受賞、「ベストSF2004」国内篇第1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
順列都市〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
記憶や人格などの情報をコンピュータに“ダウンロード”することが可能となった21世紀なかば、ソフトウェア化された意識、“コピー”になった富豪たちは、コンピュータが止まらないかぎり死なない存在として、世界を支配していた。その“コピー”たちに、たとえ宇宙が終わろうと永遠に存在しつづけられる方法があると提案する男が現われた…電脳空間の驚異と無限の可能性を描く、キャンベル記念賞、ディトマー賞受賞作。
百器徒然袋 風 (新書)
出版社/著者からの内容紹介
薔薇十字探偵・榎木津礼二郎再び登場! 京極堂・中禅寺秋彦をも閉口させる史上最強の探偵・榎木津礼二郎。「下僕」たちを翻弄しつつ 、力技での事件解決が冴え渡る。榎木津力大炸裂の三編を収録。
内容(「BOOK」データベースより)
調査も捜査も推理もしない。ただ真相あるのみ!眉目秀麗、腕力最強、天下無敵の薔薇十字探偵・榎木津礼二郎が関わる事件は、必ず即解決するという。探偵を陥れようと、「下僕」の益田や本島らに仕掛けられた巧妙な罠。榎木津は完全粉砕できるのか?天才の行動力が炸裂する『五徳猫』『雲外鏡』『面霊気』の3編。
ブレイブ・ストーリー (2) 幻界 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
僕は運命を変えてみせる! 勇気と冒険のファンタジー大作。待望の文庫化!!
2006年7月8日公開の長編アニメーション原作小説をティーン向けの文庫化。家庭崩壊の危機に直面した小学5年生のワタルが、異世界「幻界」へと、運命を変える旅に出る。ワタルは幻界で何を得るのか!?
内容(「BOOK」データベースより)
運命を変えるため“幻界”へと向かったワタルは、謎の老人ラウ導師の試練を受け、見習い勇者として幻界を旅することになる。5つの宝玉を集めながら、願いを叶える女神の住まう運命の塔を目指すのだった。未知の世界でひとり途方に暮れるワタルは、気の優しい水人族、キ・キーマと出会う。旅の仲間を得たワタルは、初めて訪れる幻界の街ガサラで殺人事件の犯人にされてしまうが。無実の罪を晴らすことができるか。
ダーティペアの大征服―ダーティペア・シリーズ〈6〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ダーティペア・イン・ソード・アンド・ソーサリー!?バーバリアン・エイジは、超人気テーマパーク。最新テクノロジーで、大陸まるごとひとつをヒロイックファンタジーの世界に仕立てあげてしまっているのだ。ところがここに犯罪組織が介入しているとの情報があり、WWWAのトラコン、ユリとケイが潜入捜査に乗り出したのだが…道は険しかった。ロバート・E・ハワードに捧げる、シリーズ初のヒロイックファンタジー。
内容(「MARC」データベースより)
人気テーマパーク「バーバリアン・エイジ」に犯罪組織が介入しているとの噂が。ユリとケイは潜入捜査に乗り出すが…。銀河系最強の美女ふたり、剣と魔法の世界で大暴れ! スーパービジュアル系アクション・スペース・オペラ。
ダーク・タワー〈5〉カーラの狼〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
凶悪な装備を誇る“狼”たちとの決戦の日はついに来た。“狼”とはいったいなんなのか。キャラハンが封印する水晶球“十三番目の黒球”とは。奇異な振る舞いを続けるスザンナ/マイアの真意は。“暗黒の塔”を守る薔薇の命運に、カーラの人々を組織したローランドの秘策、そして凄絶な戦いの帰趨―。幾多の謎が絡み合い、もつれ合いながらも怒涛のように解きほぐされていく、圧巻の終幕。